【vol.2】永平寺町で挑戦してみてどうですか?永平寺町で起業した人、新たに挑戦をする人に町の頼もしい支援について伺いました。
近岡靖二さん、芳沢郁哉さん、松永和也さん
挑戦したくなる風土心強い支援のおかげ
【近岡】 妻が永平寺町出身という縁で、移住しました。禅と精進料理のお膝元で、フレンチレストランの開業は不安でしたが、お陰様で6年目を迎えました。
【芳沢】 僕は今、町内にある築140年の祖母の家で、農家民宿をスタートしようと準備を始めたばかりです。
【松永】 永平寺町の九頭竜川は水量が常に豊富。「国内でも数少ないカヤックの競技場をここで!」と声を上げたところ、協議会が立ち上がり、河川工事を経てわずか3年で「ナミノバ」が整備されました。役場や企業の皆さんにご尽力いただき、ありがたかったです。
【芳沢】 僕も改築の相談で役場を訪れたら、補助金について各課で親切に教えてもらえて、心配事が減りました。
【近岡】 そう!永平寺町の頼もしさってそういうところです。私も昨今のコロナ禍は厳しい状況でしたが、町の支援制度を活用できたことは大きかったですね。
【松永】 僕は、永平寺町を子どもたちが小さな頃からカヤックを楽しめる「カヤックの聖地」にしたくて。鮎釣りを楽しむ方々と共に、九頭竜川を盛り上げていきたいです。皆さんの今後の夢って何ですか?
【芳沢】 僕は自然養鶏に興味があります。卵を食べてもらって、販売もしたい!
【近岡】 3人でコラボしてみませんか?私が農家民宿で出張料理して、翌朝は産みたての卵かけご飯を食べる。子連れのお客様にはカヌーを体験してもらう。
【芳沢・松永】 それ、いいですね!
【近岡】 早速、永平寺町に相談してみましょう!
撮影/ぷぅあぷぅLa poste
※新型コロナウイルス感染対策を講じて撮影しています。
「月刊fu」2021年11月号掲載