【vol.3】永平寺町は長く安心して暮らせる町ですか?医療と介護の現場で働く二人に、永平寺町で安心して暮らせる理由を探ってもらいました。
大川美佐代さん、廣瀬明奈さん
地域ぐるみで支え合ういくつになっても元気な暮らし
【大川】 私は訪問看護で、利用者様のお宅に伺っています。永平寺町は大学病院が近く、町のお医者さんも気軽に往診してくださり、看護する側される側どちらにも寄り添ってくれる感じがします。
【廣瀬】 私は町内のデイサービス施設に勤めています。利用者様同士が顔なじみという人が多く、話に花が咲いているのを見ると、和やかな気持ちになります。
【大川】 永平寺町の皆さんって、気さくですよね。地域の結束力も強いですし。
【廣瀬】 そう。だから皆さん、「住み慣れた永平寺町でずっと暮らしたい」って。
【大川】 最期まで自宅を希望されますね。
【廣瀬】 昨年、町が整備したグループホームと小規模多機能型居宅介護施設は、町民限定で利用できるらしいですよ。きめ細やかなサポートがあると、自宅暮らしも安心ですね。
【大川】 万が一通院ができなくなっても、町立の「在宅訪問診療所」があって助かると評判です。それと、いろんな地区に移動販売も来ているんですって。食材1つから、手に取って選べるって皆さん喜んでいます。
【廣瀬】 徒歩圏内で買い物できるのは便利。いつかクルマが乗れなくなった時も安心ですよね。えちぜん鉄道もありますし。そういえば、「医療と介護サービスが充実しているから」と、永平寺町に移住を決める若い人もいるそうですよ。
【大川】 将来を見据えた移住ですね。年を重ねた時のことを考えて、安心して暮らせる町を選びたいですね。
撮影/永平寺町保健センター
※新型コロナウイルス感染対策を講じて撮影しています。
「月刊fu」2021年12月号掲載